【福岡】転職が期待できるプログラミングスクールはどこ?
記事の監修者
1000万PVを超える新規メディアの立ち上げを開発責任者として行う。株式会社ウィルゲートを退社後、民泊の運用代行業者のTwistを設立し上場企業に売却。2016年株式会社Market Drive(現テックアイエス)を設立し、取締役副社長に就任。200万ダウンロードを超えるアプリを開発。現在はプログラミングスクールのカリキュラム制作も担当。現場でのエンジニアリングと経営の両面を支えている。
アジアと九州の玄関口として知られている福岡は、陸・海・空の交通が整った環境にあります。
海の幸、果物、ラーメンなど福岡でしか味わえない食も満載なので、旅行先に選ばれることも多いでしょう。
そんな福岡は、教育環境も充実していて九州各地から学生が集まることも知られているため、IT関連の専門学校も多く存在しています。
しかし、学生時代に環境が整っていなかったことから、大人になってプログラミングを学びたい、プログラミングをきっかけに転職したいと考える方もいることでしょう。
この記事では、福岡で転職が期待できるプログラミングスクールについてご紹介します。
転職するならプログラミングスクールに通うべき?
そもそも、プログラミングスクールに通う目的がプログラミングの習得ではなく、転職を目的にすることは可能でしょうか?
近年、IT業界以外でもプログラミングスキルの必要性が高まってきたこともあり、大人になってから学びたい方も多くいます。
転職をサポートしてくれるプログラミングスクールもあります。
ここでは、転職目的でプログラミングスクールを選ぶ方におすすめのポイントをご紹介します。
転職と学習サポート体制がある
転職を視野に入れてプログラミングを学ぶなら、学習や転職に関するサポート体制が整っているか確認してみましょう。
これらのサポート体制が十分なスクールは、未経験者からでも学びやすいカリキュラムが構築されているだけでなく、就職活動も視野に入れたサポート体制も整っています。
単純に習得したい言語を教えるだけでなく、どんな言語から学ぶべきか、転職までに習得しておきたい言語は何かなどを教えてくれます。
講師にはすぐ質問できる環境が整っていて、就職の際に必要なカウンセラーとの相談、面談、履歴書の添削、面接練習なども可能です。
転職先候補となる求人を取り扱っているケースも多く、どちらもバランスよくサポートが受けられるのが特徴です。
目的に合わせて学べる
転職をきっかけにプログラミングスクールに通うのは、プログラミングを無駄なく学べるからです。
プログラミングには様々な言語が用いられていて、用途によって使う言語も変わってきます。
例として、Webプログラミングを挙げて説明しましょう。
Webプログラミングの場合、PHP、HTML/CSS、JavaScript、Java、Rubyなどの言語が使用されることが多くなっています。
一方のデータ解析やAIなどでは、Julia、 Python、Rなど、全く異なる言語になるのです。
何を目的に転職するのか、転職先でどのような言語を使うのかによって学ぶ言語が変わります。
習得したい言語のみを学べるプログラミングスクールを探せば、転職先でも活用できるでしょう。
ただし、間違えてはいけないのがプログラミング言語を学んだだけでは不足してしまうという点です。
転職時、企業側は学んだ言語が応用できる基礎力があるかを判断します。
基礎を身に付けるためにも、目的に合わせて学んでいくことが大切です。
転職に必要な実績が残せる
プログラミングスクールに通うことで、転職に必要となる実績を残すことができます。
転職時に、履歴書などに「プログラミング言語を習得」と記載しただけでは、どんなことができるのか、何をどれくらいできるのか把握できません。
独学でプログラミングを学んでいた場合は技術があったとしても、それを形にする術がなければ相手に伝わりにくいでしょう。
しかし、プログラミングスクールであれば転職に必要な開発実績を残せるだけでなく、現役のエンジニアからのサポートを受けて完成させることができます。
また、これによって安心して実績を積むことも可能です。
転職希望先から評価されやすい
プログラミングスクールに通って言語を習得したことで、転職先の企業から評価されやすくなります。
その理由は、プログラミングスクールを卒業したことで一定のスキルを持っていると判断されるからです。
独学で習得した場合、基準以上の能力を持っていたとしても、実際に開発などを任せてみないと能力の基準を判断するのは難しいです。
しかし、プログラミングスクールを卒業している場合は、その結果だけで一定の基準以上であると判断されます。
また、プログラミングスクールの卒業生を積極的に受け入れる企業もあり、信頼度の高さは評価に直結しています。
転職前に学習しておきたいプログラミング言語は?
プログラミングは、基本の学習が重要です。
そして、学ぶ言語によって転職先で活かせるかどうかも変わってきます。
ここでは、転職前に学習しておきたい言語についてご紹介します。
PHP
「Personal Home Page」の略であるPHPは、ホームページやWebアプリケーション開発に特化した言語です。
ユーザーの要求に適したWebページを柔軟に作成できるため、世界中のWebページの1/3はPHPで作られたと言われるほどです。
人気も高く、プログラミングの基本となる言語なので初心者は必ず習得しましょう。
Java
25年以上の歴史を持つ言語です。
転職やフリーランスを目指す方には欠かせない言語でしょう。
Javaは、幅広い用途で用いられていて、Webやシステム開発などのほとんどで使用されています。
汎用性の高さがあるので転職でも有利になるでしょう。
ただし、初心者からスキルを習得するのは難しいので、PHPをメインに学んだ後で学習するのがおすすめです。
JavaScript
世界的に人気の高いプログラミング言語です。
Webサイト作りには高確率で用いられる言語であり、Webサイトの動きやボタン制御などの動作を付けられます。
PHP同様に人気があり、フリーランスとして活躍したい方には習得しておきたい言語でしょう。
Python
AIやIoTなどの最新技術に用いられることが多いです。
1991年のリリース以降、使いやすさによって世界中で利用されるようになりました。
データ分析やWeb開発などの分野でも使用できる汎用性の高さがあり、ChatGPTでも活躍している言語です。
シンプルで比較的短いコードの記述と簡単に動作確認できる点が特徴です。
Ruby
バックエンド開発では、PHPやPythonが中心となっていますが、文法がシンプルで日本語の参考書が多くなっているのがRubyです。
プログラミング初心者におすすめの言語と言われる理由は、コードのシンプルさです。
プログラム変更やバグなどの問題も特定しやすいので、基本として習得しておきたい言語でしょう。
GO
既に一定のプログラミング言語を習得した方におすすめです。
2019年にエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキングで1位になりました。
Googleで開発されたオープンソースのプログラミング言語で、生産性や拡張性を目的として誕生しています。
実行速度の速さ、誰が書いても読みやすいなどの理由から現在注目されています。
Swift
2014年にApple社によって発表されたプログラミング言語です。
iPhone、iPad、Apple Watchなど、Apple製品向けに開発する際に用いられます。
基本的に他の言語では、Apple製品向けアプリを作るのが難しくなっているため、年々需要が高まっています。
コードの読み書きがしやすく、人気の高い現代的なプログラミング言語の良さを取り入れたような特徴があります。
まだ不具合の起こりにくさや安全性の高さもあります。
SQL
データベース操作に欠かせない言語です。
国際標準化されている言語であり、様々なデータベースを使うことができます。
データベースに対してしか命令することはできませんが、検索や更新、追加、作成、削除などの操作には欠かせません。
C#
C言語は、オペレーティングシステムである「UNIX」の開発に伴って誕生しました。
名称が似ているC++は、全く別の言語となります。
Microsoft社によって開発されたもので、C++とJavaをベースにしています。
しかし、C++との互換性がないのが特徴です。
C++
比較的大規模な業務システム開発、データ解析などで用いられる言語です。
直接ハードウェアを操作できるだけでなく、その実行力の速さも魅力です。
C#に比べて、学習ハードルが高い言語となります。
福岡で転職サポートのあるプログラミングスクールの選び方
福岡には、IoT事業やソフトウェア開発などを積極的に取り組んできたIT企業の本社がいくつもあります。
産業都市としても知られているため、プログラミングスキルを習得することで希望の転職先が見つかりやすくなるかもしれません。
しかし、プログラミングスクールの選び方次第で転職先が見つからない可能性もあります。
ここでは、福岡で転職サポートが充実しているプログラミングスクールの選び方をご紹介します。
まずは転職実績をチェック
転職を1番に考えるなら、プログラミングスクールの転職実績についてチェックしてみましょう。
プログラミングスクールからどれくらいの人が希望の企業に転職しているかを確認してください。
幅広い企業に転職実績があったり、希望の転職先が含まれていたりするかどうかも見極めておきましょう。
受講スタイルはどう?
プログラミングスクールには、通学型とオンライン型に分かれます。
通学型であれば、その場で学習できるだけでなく、質問もその場で解決できます。
オンライン型は好きな時間に学習が受けられますが、質問はその場で解決できない可能性もあるでしょう。
自分にとってどんな受講スタイルが学習しやすいのか、デメリットに感じにくいのかを比較し、合っているスクールを見つけてみてください。
目的に合った学習がどうか
転職という目的がある場合は、適した学習を選択しなければなりません。
プログラミング言語を習得すると意気込んでいたとしても、必要な言語でなければ意味がないからです。
IT企業への転職を希望しているならPHP、アプリ開発ならHTML、CSS、Javaなど、目的に合った言語の習得ができるかを確認してみましょう。
ポートフォリオ作成授業がポイント
転職には、ポートフォリオ作成があると有利です。
そのためにも、ポートフォリオ作成ができるプログラミングスクールを選びましょう。
これは今までの実績やスキルをまとめたものであり、エンジニアなどの技術者はポートフォリオ作成によって相手に伝えやすくしています。
特に初めての場合、どのようなポートフォリオにするか悩んでしまいますが、これらの作成をサポートしてくれるプログラミングスクールがおすすめです。
現役エンジニアから最新の情報やスキルは得られる?
プログラミングスクールの講師が現役のエンジニアであるかも注目ポイントです。
プログラミングスクールの場合、エンジニア経験者を講師にするケースもありますが、できるだけ現役のエンジニアが講師となっているスクールを選択しましょう。
IT企業は時代の流れが早く、数年前の常識は現在通用しない場合もあるからです。
求人紹介、転職サポートはある?
プログラミングスクールから求人が紹介できるところや転職サポートが充実しているところでは、転職先が決まりやすい傾向にあります。
もちろん、求人のタイミングにもよりますが、そのスクールの生徒なら安心して任せられるという意味で紹介してほしいと企業側から申し出ている場合もあります。
転職を考えているなら、このような転職サポートにも注目してみましょう。
福岡の受講生や卒業生の評判をチェック
プログラミングスクール選びの際には、既にスクールを卒業した生徒や現在受講している生徒の口コミや評判もチェックしておきましょう。
この内容から、そのスクールのメリットやデメリットが明確になるはずです。
ホームページなどではわからない情報が隠されているケースもあるので、必ずチェックしてみましょう。
比較しよう!プログラミングスクールに通う際の注意点は?
転職目的でプログラミングスクールに通う場合、以下の内容に注意しておきましょう。
転職の目的をはっきりと
転職目的でプログラミングスクールに通う場合、転職の先の目的まで視野に入れてからにしましょう。
ただ、転職するというだけでは転職した時点で目標が叶ってしまい、その後仕事での目標を見出しにくいです。
なぜプログラミングを習って転職するのかをはっきりとしましょう。
自分で学習する癖をつける
プログラミング学習は、スクールから出される課題だけで満足するかもしれません。
しかし、スクールだけの学習では習得しきれない部分もあるでしょう。
プログラミングを学びたいという強い意志を持ち、自分で積極的に学習する癖をつけておくと良いでしょう。
理想で考えない
転職したら楽しい、転職したら良くなるなど理想を抱きがちですが、現実とかけ離れたものを追ってしまうと失敗する可能性があります。
プログラミングを学んで年収500万円以上などと最初から考える方もいますが、未経験者は新卒の初任給からのスタートです。
あまり理想で考えすぎると転職がうまくいかないので気を付けましょう。
福岡のプログラミングスクールで学んで転職しよう
産業が盛んな福岡には、いくつものプログラミングスクールがあります。
IT企業の進出により、転職先として選びたいと考えている方もいるでしょう。
福岡でプログラミングを学びたい、習得して転職に活かしたいと考えている方は転職サポート制度を設けているTECH I.S.(テックアイエス)がおすすめです。
転職成功率は98%と高く、大手IT企業への転職実績もあります。
福岡でプログラミングを学んで転職したい方は、この記事の内容を参考にして自分に合ったスクールを見つけてみましょう。