プログラミングがわからない原因8選【対策法やおすすめ言語も解説】

プログラミングがわからない原因8選【対策法やおすすめ言語も解説】

記事の監修者

加藤羽也人

加藤羽也人

1000万PVを超える新規メディアの立ち上げを開発責任者として行う。株式会社ウィルゲートを退社後、民泊の運用代行業者のTwistを設立し上場企業に売却。2016年株式会社Market Drive(現テックアイエス)を設立し、取締役副社長に就任。200万ダウンロードを超えるアプリを開発。現在はプログラミングスクールのカリキュラム制作も担当。現場でのエンジニアリングと経営の両面を支えている。

収入アップや自由度の高い職業に憧れを抱き、プログラミングスキルを身につけたい方が多くいるでしょう。しかし、プログラミングは高度な専門スキルですので、初心者は理解できない点が多く、挫折する方が多くいます。

プログラミング言語を学び就職や副業に活かすためには、勉強がはかどらない原因を特定し適切に対処しなければなりません。

この記事では、プログラミングがわからないと悩む原因とその対処法、プログラミングのおすすめの勉強法を解説します。

また、この記事の後半部分では、初心者におすすめのプログラミング言語をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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プログラミングがわからない人が悩んでいる8つの原因

プログラミング初学者がわからないと悩んでしまう原因は、次の8つのパターンがあります。

  1. エラーで行き詰まっている
  2. 作りたい物の作り方がわからない
  3. 理解していないところが不明
  4. 英語が理解できない
  5. 取り組む前から苦手意識を持っている
  6. 最初からすべてを理解しようとしている
  7. 自分の学習レベルと見合っていない
  8. 悩みすぎてイライラしている

それぞれの項目をみていきましょう。

エラーで行き詰まっている

プログラミングの学習や実務において、エラーの解決策がわからなかったり、エラーを解決するまでに時間がかかり他の作業ができなかったりする状況は、多くの方が経験することです。

特にプログラミング初心者は、エラーに頭を悩ませる回数が多く、プログラミング学習が嫌になるかもしれません。

具体的には、次のような手順でエラーを解決します。

一度でエラーを解決できるケースは多くありませんので、さまざまな対処法を何度も試す必要があるでしょう。

  1. エラー表示を発見する
  2. エラー文をインターネットで調べる
  3. Webサイトなどを参照しながら試行錯誤する

また、エラーの難易度にかかわらず、初心者がエラーの原因を理解し解決するのは、非常に困難に感じるでしょう。経験のあるエンジニアであっても、エラーを完全に解決するまでに多くの思考錯誤を重ねます。

作りたい物の作り方がわからない

脳内では作りたいものがわかっている状態でも、作るプロセスを理解できないケースもよくあるでしょう。

作るプロセスを想像できないのは、経験と知識が足りていないケースが大半です。具体的な要因を見ていきましょう。

  • 勉強し始めの段階で、点と点の知識が線として結びついていない
  • 難易度の低い制作物を作らずに、難易度の高い制作物に挑もうとしている
  • 自分に足りない知識を補えていない

学習をはじめた段階では、作りたい物の作り方がわからなくて当然ですが、諦めずに基礎的なプログラミング学習や英語の学習を地道に進めることが大切です。

プログラミングコードは英語で構成されており、エラーや開発環境の構築などでも英語が多く使用されています。

理解していないところが不明

自分が何を理解していないのか不明な状態でプログラミング学習を続けると、ストレスを抱えてしまう可能性が非常に高いでしょう。

例えば、オブジェクト指向という概念がわかれば、深まる知識が多くなります。

必要に応じてオブジェクト指向を勉強するのが理想的ですが「オブジェクト指向がわからないから、目の前の不明点を理解できない」という状態に陥れば、プログラミング学習がストップしかねません。

  • 何を勉強すればよいかわからず、目の前の学習内容を吸収しきれない
  • 不明なところが多すぎて、どこから解決すればいいかわからない
  • 具体的な質問方法がわからない

悩みすぎてしまうと、プログラミング学習をあきらめたくなりますので、越えられなさそうな壁に当たってしまった場合は、一旦飛ばして次の内容を学ぶのも1つの手段です。

英語が理解できない

アプリ開発やシステム開発などでエラーが生じた際、具体的なエラー内容は英語で表記されます。

英文を検索すれば内容を理解できるものの、英語の文章でエラーが表示された瞬間に、勉強する気力がなくなる方も多いでしょう。

したがって、総合的なプログラミングスキルを身につけるためには、英語力も必須です。ネイティブレベルの英語は不要ですが、英語への抵抗感をなくすように心がけましょう。

英語への苦手意識を持っていると、問題の切り分けができずに、挫折しやすくなります。

また、エンジニアになれば、英語でドキュメントを読む頻度が多くなったり、海外サイトを見て開発する機会も多くなるでしょう。

高校レベルの英語が読めるだけでも、プログラミングへの理解度は大きく向上しますので、普段から積極的に英語に触れて苦手意識をなくすようにしましょう。

取り組む前から苦手意識を持っている

プログラミング学習に取り組む前から苦手意識を持っている方が極めて多いため、必要以上に難しいという先入観を抱きながら勉強すると、プログラミングスキルも伸びにくくなるでしょう。

例えば、エラーが出た際に順番を追って解決すれば修正できますが、エラー解決が難しいと意識しすぎると、冷静な判断ができなくなります。

今の技術力で解決できるエラーでも、解決できなくなるでしょう。

プログラミングに苦手意識があるせいで、ストレスを抱えてしまい挫折する原因になります。

最初からすべてを理解しようとしている

最初から100%理解するのはほぼ不可能ですので、プログラミングを勉強し始めた頃は完璧主義にならずに、スピード感やテンポを大切にしましょう。

完璧主義になりすぎると、次のような弊害がプログラミング学習で生じます。

  • 覚えることが多すぎて心が折れてしまう
  • 完璧に理解して進もうとすると勉強がはかどらない
  • どこから手を付けていいかわからなくなる

参考書や動画で学ぶ際は分野ごとを完璧に理解するのではなく、一度最初から最後までの内容に触れてから全体を把握すると、その後の学習効率が高まるでしょう。

自分の学習レベルと見合っていない

プログラミングがわからないと感じる人の多くは、最初から難しいことを勉強しようとしています。

例えば、Javaの基礎知識である変数や配列などを理解せずに、いきなりオブジェクト指向を理解しようとすると、挫折する確率が高まるでしょう。

  • 入門書ではなく、いきなり実践的な内容が記述されている参考書を勉強する
  • 基礎知識が半分も培われていないのにもかかわらず、いきなり開発し始める
  • 自分の知識レベルに合っていないオンラインスクールへ入会する

プログラミング学習はステップを踏んで、テンポ良く進めていきましょう。

悩みすぎてイライラしている

プログラミング学習を進めていると、悩みすぎて答えを見つけられずイライラしてしまう方が多いでしょう。

イライラした結果、日に日に学習の頻度が減り、プログラミング学習の継続が困難になるケースがよくあります。

例えば、専門用語と英語を理解できなかったり、エラーを自力で解決できなかったりすると、成長している実感が湧きません。

また、勉強に対して璧主義になると、効率が悪くなるでしょう。プログラミングは学習した内容をそのまま実践しても、イメージするものが反映されない場合が多いです。

プログラミングがわからないときの8つの対策

プログラミングがわからないときの、8つの解決策を紹介します。

  1. 6割理解したらつぐに進む
  2. 質問できる環境で学習する
  3. 手を動かしながら理解する
  4. 徹底的に原因を調べる
  5. エンジニア経験のある人に質問する
  6. 目標のハードルを下げてみる
  7. 1つの課題にとどまらない
  8. プログラミングスクールを活用する

それぞれの項目を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

6割理解したら次に進む

プログラミング学習をはじめた段階ではすべての内容を完全に理解するのは難しいため、一つ一つを完璧に理解するより、6割理解したら次に進むのが効率的です。具体的には、次の理由が考えられます。

  • プログラミングは知識の幅が広い領域:実務で使われる知識は限られる
  • すべての概念を理解するのはほぼ不可能:同じ言語でも制作物によって必要な知識に違いがある
  • プログラミング学習では、インプットよりアウトプットが大切

プログラミングは実践的なスキルであり、コードを書いていくことで理解が深まります。理解が深まっていくと、新たなスキルやテクニックを吸収することが可能です。ある分野の6割を理解できたと思ったら、次のステップに進みましょう。

学習ステップを進めるうちに、昔は理解できなかったことも理解できるようになるケースが非常に多いです。

質問できる環境で学習する

プログラミングの問題を解決するには、質問できる環境で学習するのが成長しやすいでしょう。

例えば、コミュニティに参加し仲間をつくると、一人で悩む機会が減り、仲間と協力してモチベーションを高め合えるでしょう。

例えば、近年ではプログラミング学習者同士がTwitter上で交流し、わからないところを教え合っています。

独学でも仲間とのつながりを実感できるうえ、教える側も人に教えることで自身の頭のなかを整理整頓できます。

「#プログラミング」「#プログラミング学習」などのワードで検索すると、プログラミング仲間を見つけられるでしょう。

手を動かしながら理解する

プログラミング学習では、知識のインプットよりも、手を動かしながら理解するアウトプットが重要視されています。実務においては、エラーを解決したり、インターネットで調べたコードを必要に応じて編集したりすることがメインのためです。

例えば、参考書で学ぶ場合、各章ごとに設置されている問題を解きましょう。

一方、Webサービスを使って勉強している方は、アウトプットのセクションに挑戦すると、インプットとアウトプットを両立できます。

また、プログラミング学習のアウトプットでは、次のようなことも意識しましょう。

  • 参考書はあくまで辞書:アウトプット中にわからなかったら調べる
  • 自分が打ち込んだコードを説明できるようにする:細かい視点での理解度をチェックできる

徹底的に原因を調べる

時間をかけて調べることで、プログラミングの学習で生じたエラーやトラブルの大半は解決できます。しかし、適切なリサーチ方法を知らなければ、原因を追及できません。

実際の開発現場で用いられるリサーチ方法をまとめました。

  • 専門書を参照する
  • インターネットに記載されている解決策を検索する
  • エンジニアのコミュニティに聞いてみる

特にインターネットでは非常に幅広い情報が載っていますので、積極的に利用しましょう。エラーを解決したい場合は「エラー文 解決策」と検索すると、欲しい情報を得られるはずです。

また、どうしても解決できないところは、無料で相談できるサービスやコミュニティを利用しましょう。

エンジニア経験のある人に質問する

現役エンジニアやエンジニア勤務の経験がある人に質問すれば、培ってきた経験をもとに解決への最短ルートを教えてくれるでしょう。1人で悩む時間を減らせて時間を短縮できるうえ、今の自分にとって必要な知識を得られます。

エンジニア経験のある人から教わる情報の価値はとても大きいため、教えてもらえる環境がある方は、上手に活用していきましょう。プロのエンジニアに質問できるおすすめサイトをまとめました。

目標のハードルを下げてみる

プログラミング学習をはじめた段階では目標を高く設定する方が多いですが、最初はわからないことが多いため、挫折する可能性が高まるでしょう。

まずは、勉強する時間を少なくし、1回あたりの学習量を少なめにするように心がけてください。

例えば、次のような条件で勉強できるとしましょう。

  • 平日の寝る前1時間
  • 土日に5時間づつ

しかし、毎日の仕事や学校、家事をしながら勉強し続けるのは、非常に困難といえるでしょう。特にプログラミング学習の要領を掴み切れていない初心者にとっては、時間管理が上手くできないはずです。

したがって、このように変更してハードルを下げるとよいでしょう。

  • 平日は毎日30分もしくは、1日おきに1時間
  • 土日は3時間まで

確保できる勉強時間の半分を目標にすると、心理的なプレッシャーを軽くして学習を続けやすくなり、効率よく勉強できるでしょう。

1つの課題にとどまらない

1つの課題に執着してしまうと、プログラミング学習が滞ってしまいますので、モチベーションの低下や挫折しやすくなるでしょう。

特に初心者は一つの分野を深く理解するのではなく、スピードを意識して、プログラミングに触れる回数を増やすことが肝心です。

さまざまな問題を解決して経験を積めたり、エラーやトラブルへの対応力がアップするでしょう。

また、エラーの対処だけではなく、インプットするときも同様です。例えば、Javaの参考書はセクションが10個以上ありますが、それぞれを深く勉強してはいけません。

最初から最後までを通して読むことが大切です。

  • 1週目:全体的な内容を通して流し読みする。
  • 2週目:頭に入っているキーワードを中心にもう一度読む
  • 3週目:各セクションを頭に入れる

参考書の読み過ぎは好ましくありませんが、スピードを重視して読み進めると、その後のインプットが容易になります。

プログラミングスクールを活用する

プログラミングを効率よく勉強する方法は、プログラミングスクールです。悩んだ際にプロのエンジニアへ質問できますので、すぐに解決し、自信をもって学習を進められるでしょう。

また、プログラミングスクールを利用するメリットは、他にもあります。

  • レベルに合った学習カリキュラムが組まれる
  • さまざまな専門知識をプロのもとで学べる
  • モチベーションを維持しやすくなる
  • 就職や副業、面接練習などのサポートを受けられる

学習環境も整っており、仲間同士のコミュニケーションもあるため、レベルアップしやすくなります。プログラミング学習初心者や、独学での学習に難しさを感じる人は、プログラミングスクールの活用を検討してください。

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また、スキルを習得できるだけではなく、テックアイエスではプロが案件獲得方法や、具体的な進め方をサポートしてくれます。

一人では心細い…そんな方はスクールで同じように学習する仲間を作るのも、一つ成功の手かもしれませんね。

プログラミングのおすすめの勉強法6選

プログラミングがわからないときの、おすすめの勉強法を6つ紹介します。

  1. 参考書を読み込む
  2. 無料学習サイトを利用する
  3. コードを書き写す
  4. アプリを使ってゲーム感覚で楽しむ
  5. 現職エンジニアに質問する
  6. オンラインプログラミングスクール

学習が進んでいない、勉強法がわからない方はぜひ参考にしてみてください。

参考書をを読み込む

プログラミング初心者が本を読み込んで勉強するメリットは次の通りです。

  • 分野ごとの深い理解が得られやすい
  • 1冊1,000円〜3,000円で用意できる
  • 反復学習ができる

電子書籍を利用すれば、本よりも手軽に持ち運びできますので、カフェや図書館などでも勉強できます。また、何冊も購入するのではなく、自分に合った1冊を購入して何周も学ぶのがポイント。体系的な知識を学べるうえ、自信にもつながります。学び方に合わせて本を効果的に活用し、プログラミングスキルを磨きましょう。

ただし、参考書を読み込みすぎることは最適な学習法ではありません。プログラミング学習でもっとも重要なアウトプットにつながらないためです。したがって、勉強時間の割合は必ずアウトプットがインプットを上回るようにしましょう。

また、インプットしたらすぐにアウトプットするのも効果的です。

  • 学んだコードを自分で書いてみる
  • 理解したことを口頭で説明して理解力を高める
  • 今まで勉強した内容を合体させて何か作ってみる

完璧に理解してから何かを作るのではなく、今持っている知識をフル活用して作れるものを作るのがポイントです。また、制作物のクオリティーを重要視するのではなく、間違ってもよいため、まずは形にすることを目指しましょう。

無料学習サイトを利用する

無料学習サイトでは多くの情報を学べるうえ、月額1,000円〜3,000円程の低コストで始められます。また、自分のペースで学べるうえ、好きなタイミングで制作物にも取り組めます。また、わからないことをエンジニアに質問できるサービスもありますので、効果的に勉強できるでしょう。

おすすめの無料学習サイトをいくつかまとめました。

まずはプログラミングが自分に合っているか、試してみたいという方もいるでしょう。無料学習サイトからスタートし、本格的にはじめるのも一つの手段になります。

コードを書き写す

プログラミング学習をはじめたての段階では、コードをどのように書けばいいのかが理解できない方も多いでしょう。アプリやシステムなどで既に使われているコードを書き写すと、理解力向上と記憶の定着につながり、効率よくエラーに対処できます。

コードを書き写す際のポイントをまとめました。

  1. 正確に書き写してインプットする
  2. コードの構造を考えながら写経する
  3. 実際にどのように動くのか確認できる

上記で挙げた点を意識しながら、学習することでスキルアップしやすくなります。実装後の見た目や機能を理解しながら、反復練習をすることが大切です。

アプリを使ってゲーム感覚で楽しむ

プログラミング学習の初期段階では、アプリを使ってゲーム感覚で楽しむような勉強法が効果的です。移動中や待ち時間を利用できるうえ、すぐに改善点がわかるでしょう。また、学習の進捗状況がすぐにわかるため、学習意欲の向上や達成感を得られます。

おすすめのアプリを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

現職エンジニアに質問する

現役エンジニアが近くにいる場合は納得がいくまで質問しましょう。正確なフィードバックをもらえるうえ、新しい視点や角度から考える力が身につきます。

  • 現場でも使われる実践的な知識を学べる
  • コードを動かしやすい環境を構築できる
  • 最新の技術や使われているツールが理解できる
  • 転職や独立、副業などの働き方も相談できる

周りに質問をしやすい環境があることは心強いうえ、自分で得た知識やスキルを実践できますので、自信もアップするでしょう。独学ではモチベーションの維持や、継続学習が難しいため、質問できる環境は有効的に活用してください。

また、自分の知りたいことを的確に伝えるためには、いくつかポイントをおさえた質問をするとよいでしょう。

  1. 知りたいことを端的にまとめる
  2. 補足情報や但し書きなどを追記する
  3. 知りたいことを端的に書く
  4. 自分が考えたことや迷ったことをまとめる
  5. さらに知りたい情報や考え方を質問する

オンラインプログラミングスクール

本格的にプログラミング学習をはじめたい場合は、オンラインプログラミングスクールを検討しましょう。数十万単位の費用は要しますが、時間やサポートなどを考慮すると、とてもコストパフォーマンスの高い自己投資といえるでしょう。

プログラミングスクールを利用するメリットの一部をまとめました。

  • カリキュラムを用いて最短ルートで学べる
  • 決まった教材を使用してスキルアップを狙える
  • 講師や勉強仲間の存在でモチベーションが高まる

知識と経験が豊富な先生がいるため、すぐにフィードバックをもらえます。講師に質問しやすい環境が整っており、仲間同士のコミュニケーションもとりやすいでしょう。

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初学者におすすめのプログラミング言語5選

初心者におすすめのプログラミング言語を5つ紹介します。言語の特徴や学習期間、作れるもの、言語を学ぶのに向いている人などの項目を中心にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

  1. Java
  2. Python
  3. JavaScript
  4. HTML&CSS
  5. Ruby
  6. PHP

Java

javaの勉強方法

Javaはシステム開発やWeb開発、アプリケーション開発など使える場面が多くある言語です。応用力の高さから、日本のみならず、世界中から高い支持を得ているのが特徴です。Javaを基礎レベルまで上げるための必要な学習時間は、400時間〜500時間といわれています。

Javaが開発されたきっかけには、製品の進化に合わせてプログラムを書き換える必要のあった家電製品があります。1996年に初めてJava1.0が発表され、多くの家電製品に組み込まれるシステムに、Javaが使われるようになりました。

また、Javaで作れるものの一部を紹介します。

  1. 業務システム開発
  2. Androidアプリ開発
  3. 家電製品に組み込まれるシステム

Javaのスキルを基礎レベルまで身につけると、業務システムを作れます。運送会社の配送システムや、金融の取引システムなどもJavaで制作できるでしょう。Googleが提供するAndroid自体がJavaで動いており、アプリを作る際にもJavaが用いられます。世界的に見ればiPhoneよりAndroidoのユーザーが多いため、アプリを開発できるエンジニアの需要は十分にあります。

Python

Pythonの勉強方法

Pythonの言語の特徴は、シンプルに短いコードで記述できる点です。初心者でも学習しやすく、開発現場でも使いやすい言語ですので、Pythonは多くのエンジニアに支持されています。Pythonを基礎レベルまで上げるために必要な学習時間は、360時間〜540時間です。

プログラミングスクールに通って集中講義を受講したとしても、2〜3ヶ月程かかるでしょう。また、Pythonで作れるものの一部を紹介します。

  1. Excelの自動化プログラム
  2. アプリ
  3. 人工知能や深層学習など

パソコンにExcelが導入されていれば、Pythonで作ったプログラムを組み込むことで、そのエクセルを自動化できます。パソコンの画面上で使える、デスクトップアプリも作れますので、作業効率化を図れるでしょう。初心者に向いている制作物は、楽しみながら学習できるパソコンゲームゲームです。

特にAIの領域に携わりたい方は、Pythonを学ぶとよいでしょう。

JavaScript

JavaScriptの勉強方法JavaScriptはWebサイトに動きを加えられますので、HTMLやCSSを組み合わせると、動的なWebサイトを作れるでしょう。HTMLは文章を構成し、CSSは見た目を調整する役割を担っています。具体的には、ボタンをクリックすると流れる演出映像やポップアップ表示などは、JavaScriptによって作成可能です。

JavaScriptを基礎レベルまで上げるために必要な学習時間は、一般的に160〜200時間といわれています。

JavaScriptで作れるものの一部を紹介します。

  1. スプレッドシートと連携できるシステム
  2. チャットボット
  3. 動的なサイトやスマートフォンのゲーム

スプレッドシートと連携したシステムを作れると、業務が効率化できます。まとめたデータをもとに自動で図やグラフ、設定した定型文を転記できるでしょう。また、JavaScriptは自動応答機能を備えたチャットボットも作成できます。人手不足の解消や業務効率化につながるでしょう。

Web技術や制作に興味がある人はJavaScriptを学ぶのに向いていますので、転職や副業などを目指してみてはいかがでしょうか。

HTML&CSS

HTMLとCSSの勉強方法

HTMLとCSSはプログラミング言語ではありませんが、JavaScripやPHPとセットで用いられます。

tHTML(Hyper Text Markup Language)は、Webサイトで表示させる文章を作るマークアップ言語です。Webページの文章構造を記載するのが主な目的です。一方、CSS(Cascading Style Sheets)は、Web上で使用されているスタイルシート言語のことです。Webサイトのデザインを調整する役割を担っています。

他のプログラミング言語と比べると難易度は高くありませんが、サイズが異なる端末でも閲覧できるようにするレスポンシブデザインが主流となりました。HTML&CSSは、主にレスポンシブルデザインを調整するのに重要な役割を担っています。Webサイト制作者として活躍したいと考えている方は、実践経験を積みサイト制作実績を増やす必要があるでしょう。

Ruby

日本人のまつもと ゆきひろ氏によって開発されたRubyは、短いコードで記述できますので、比較的初心者でも学習しやすいのが特徴です。Web開発を得意としており、アプリ開発などにも利用できますので、汎用性が高い言語といえるでしょう。

Rubyを基礎レベルまで上げるために必要な学習時間は、一般的に300時間程度といわれています。また、Rubyで作れるものの一部をまとめました。

  1. Webアプリケーション
  2. スクレイピング
  3. オンラインショッピングサイト

Rubyが一番使われているのは、Webアプリ開発の領域です。CookPadやWantedly、食べログなどの有名アプリケーションもRubyを用いて作成されています。Webの情報を抜き取って、加工して使用する技術であるスクレイピングも、Rubyで作れるのが特徴です。

また、Rubyではライブラリ機能がありますので、ショッピングサイトにおける決済機能も比較的簡単に作れるでしょう。ライブラリは、外部のファイルを読み込みそのまま実装できるRubyの代表的な機能の一つです。

PHP

PHPの勉強方法

PHPはバグが見つかりやすいほどシンプルなコード設計が特徴的で、主に大量の情報が保管されているデータベースを操作するプログラミング言語です。JavaScriptや、HTML&CSSとセットで使われることが多いです。

PHPを基礎レベルまで上げるために必要な学習時間は、200時間前後といわれています。PHPで作れるものの一部を紹介します。

  1. SNSサイトの制作
  2. 社内管理システムの構築
  3. お問い合わせフォーム

PHPのスキルを身につけると、TwitterやFaceBookなどのSNSサイトを制作できます。メッセージの投稿や削除、編集のような機能が付いたSNSや掲示板などが当てはまるでしょう。また、社内の顧客管理や勤怠管理や、お問い合わせフォームなども簡単に作成できます。

独学が厳しい場合はプログラミングスクールを活用しよう

プログラミングは専門スキルですので、学ぶのが非常に難しいとされています。しかし、解決方法を知っていれば悩みを解決できますので、プログラミングがわからない原因を参考にしながら、適切に対処してください。

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近畿

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