プログラミングスクールはやめとけ!と言われる理由を徹底解説

プログラミングスクールはやめとけ!と言われる理由を徹底解説

記事の監修者

加藤羽也人

加藤羽也人

1000万PVを超える新規メディアの立ち上げを開発責任者として行う。株式会社ウィルゲートを退社後、民泊の運用代行業者のTwistを設立し上場企業に売却。2016年株式会社Market Drive(現テックアイエス)を設立し、取締役副社長に就任。200万ダウンロードを超えるアプリを開発。現在はプログラミングスクールのカリキュラム制作も担当。現場でのエンジニアリングと経営の両面を支えている。

プログラミングスクールについて情報を集めているときに「やめとけ!」という意見を見聞きした人も多いことでしょう。

WebサイトやSNSの情報は信頼性に乏しいといっても、やはり「プログラミングスクールはやめとけ」という話が本当かどうか気になるものです。

そんな人のために、この記事ではプログラミングスクールはやめとけ!と言われる理由について徹底的に解説します。

また、どんな人が「やめとけ」と言っているのか、「やめとけ」と言われない優良プログラミングスクールの見分け方も説明します。

プログラミングスクールはやめとけ!と言われる7つの理由

IT技術が発達する現代では、エンジニアやプログラマーの需要が高まっています。経済産業省によれば、2030年までにIT人材が40万〜80万人の規模で不足すると試算されています。

出典:ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業 事業報告書 第2部 今後のIT人材需給モデル構築等編(https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11457937/www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_fullreport.pdf)

このような状況を踏まえ、プログラミングスキルを学んで、IT業界への就職・転職を志望する人が増えてきました。

しかし、プログラミングスクールに否定的な人も一定数いるようです。

ここでは、プログラミングスクールはやめとけ!と言われる理由を7つ解説します。

無料で独学できる時代になったから

今やインターネットを利用すれば、プログラミングを独学できる時代となりました。

たとえば「Progate」や「ドットインストール」「忍者CODE」といった高質な学習サイトが、サービス内容に一部制限があるとはいえ無料で提供されています。

ブログなどの個人サイトやYouTubeコンテンツなども含めれば、Web上でプログラミング学習ができる場所は数え切れません。

これだけ環境が整ってくれば、多くの人が「プログラミングはスクールに通わなくても独学で十分」と思うのも無理のないことです。

しかし、プログラミングに限らず、独学にはデメリットもあります。

初学者は何から学べばよいか判断できず、効率的かつ体系的に習得していくのは難しいでしょう。

トラブルに遭遇したとき、サポートをしてくれる人がいなければ挫折するリスクも増加します。

特に実務レベルに近い内容になってくると、独学だけでマスターするのは非常に困難です。

無料で独学しやすくなったのは確かですが、プログラミングスクールに通うことが無駄だとは言えません。

学べる内容の割に費用が高すぎるから

「プログラミングスクールは高すぎるからやめとけ!」という声もあります。

これは支払う金額に対して、学習内容が見合っていないという見解によるものです。

独学でも学べるレベルの内容までしか扱わないのに、数十万円以上の受講料を払うのはもったいないと感じるかもしれません。

しかし、学校に通っていても学習塾や予備校に通うように、学びやすい環境が用意されて効率的に知識が習得できるのであれば、相応の受講料を支払う価値があります。

 

また、高い受講料を払ってプログラミングスクールに通ったとしても「プログラマーやエンジニアとして就職できなかったら、その費用を回収できないじゃないか」と考える人もいるでしょう。

もちろん、プログラミングスクールを卒業しさえすれば、確実に就職できるというわけではありません。

ただし、これは美容師や調理師、デザイナーの専門学校・養成学校でも同じことがいえます。

就職して受講料に見合った報酬を得られるかどうかは、その仕事で成功したいという強い想いと、その想いをかなえようとする本人の努力が必要です。

教材やカリキュラムの質が悪いから

プログラミングスクールに対して、「教材やカリキュラムが悪い」といった批判もあります。

教材の質に関していえば、その多くは市販の書籍レベルと同等です。

そのため、「高いお金を払ったのに市販の教材と大差なかった」「受講料の割に大した教材じゃない」といった、批判的な感想を持つ受講生がいても不思議ではありません。

とはいえ、市販の書籍レベルと同等の教材を「質が悪い」と捉えるのは少し無理があります。

実際のところ、プログラミングスクールの受講生の多くはプログラミングの基礎をほとんど知らない初心者です。

教材の質やカリキュラムの良し悪しを正確に判断できるとはいえません。

その人に教材やカリキュラムが合わなかっただけの可能性もあるため、個人的な評価や意見だけで判断しないほうが賢明です。

逆に、特定のスクールに対して、教材やカリキュラムの不満を述べている受講生や卒業生が大勢いるのなら、本当に質が悪い可能性があります。

講師のレベルが低いから

「プログラミングスクールは講師のレベルが低いからやめとけ」という人もいます。

スクール卒業生や実務未経験者が講師・メンターを務めるプログラミングスクールもあるためです。

しかし、実績のあるプログラマー・エンジニアを採用すると人件費が高くなってしまい、それだけ受講料も跳ね上がります。

そもそも初学者が多いプログラミングスクールで、ハイレベルな講師に初歩的な内容を教えさせるのは非効率なやり方です。

そもそも、実務経験がなくても初学者に教えられる程度の知識があれば問題ありません。

あえてハイレベルでない講師を雇うことで料金を下げられるなら、受講生にとってもメリットが大きいです。

一方、プログラミングの知識や経験が豊富でも、指導者としてのスキルや熱意が不十分な講師がいます。「専門用語ばかりで意味がわからない」「説明が大ざっぱすぎる」「テキストを読んでいるだけ」といった悪評が立つケースです。

たとえ現役エンジニアが講師であっても、受講生にとって親身でわかりやすい授業ができるとは限りません。

講師の良し悪しを判断するには、授業のスキルと指導への熱意があるかを見ることも大切です。

スクールでは実践力が身につかないから

一般的なプログラミングスクールを卒業しても、即戦力として活躍するのは難しいと言われています。

多くのスクールのカリキュラムは基礎的な内容が中心で、実践的な知識やスキルを学べないまま卒業するためです。仕事の流れや実務の感覚は、実際に就職するまでわかりません

「スクールで実践力は学べないから、卒業してもすぐには稼げない」という主張はあながち間違ってはいないでしょう。

しかし、これはエンジニアやプログラマーに限った話ではありません。

どんな業界でも、専門学校や養成学校を出てすぐに、高収入の仕事を得るのは難しいものです。

特にエンジニアとしてのキャリアは、自身の継続的な学びと経験の積み重ねが反映されます。

プログラミングスクールはあくまでその第一歩であり、そこで得た知識をベースに自らの努力でスキルを伸ばしていくことが重要です。

地道にキャリア形成を目指していくことで、中長期的には十分な報酬を得られる可能性が高まります。

就職・転職につながらないから

プログラミングスクールを受講して、基本的なプログラミングの知識とスキルを身につけただけで就職や転職につながるわけではありません。

企業の人事担当者は、即戦力になれる能力、実務での対応力、社会人としての基本的な素養なども見ているからです。

また、IT業界は若手を好む傾向があり、特に40代以上の求職者だと実務経験がなければ採用されにくい現実があります。

プログラミングスクールを卒業したのに、結局エンジニアになれなかった人は少なくありません。

このような状況を打破するために、就職・転職活動のサポートを前面に打ち出しているプログラミングスクールも増えてきています。

ただし、受講生が望む企業へのサポートではなく、スクールとの提携企業しか紹介してもらえないケースがあるので注意してください。

無料もしくは低料金のプログラミングスクールの中には、企業からの人材紹介料を収益源とするビジネスモデルを採用していることがあります。

このようなプログラミングスクールを選択してしまうと、卒業後の進路が自由に選べなくなる可能性があります。

プログラミングスキルが不要になる可能性があるから

IT業界の変遷スピードは早く、近年ではノーコード開発やローコード開発が広まっています。

特にノーコード開発では、プログラミング言語をまったく使わずにシステム構築やアプリケーション開発が可能です。

使用できる機能は限定されますが、プログラムの知識がなくても直感的に作業を進められます。

また、AIをプログラミングに活用する流れも発生しています。

年7月7日にChatGPTへ実装された「Code Interpreter」は、人間の自然言語を受け取ってPythonプログラムに変換する画期的な機能です。

データ解析や数学計算、コーディングの練習など、多岐にわたる用途で利用できます。このままAIが発展していけば、いずれは人間の代わりに複雑なプログラムも組めるようになるでしょう。

こういった背景から、プログラマーとしての需要がなくなるのではないかと懸念する人たちがいます。

プログラミングスクールで学んでも、近い将来には無駄になると考えているわけです。

しかし、仮にノーコードやローコード、AIによる開発が主流になったとしても、顧客にヒアリングして取り組むべき課題を発見し、その解決策をシステムに落とし込むには、優秀なエンジニアの存在が不可欠です。

そんなエンジニアになる第一歩として、プログラミングスクールを受講するのは決して無駄なことではありません。

結局どんな人が「プログラミングスクールはやめとけ」と言っているのか

「プログラミングスクールはやめとけ」と発言しているのは、どのような人たちなのでしょうか。大きく分けて3つの立場にある人が考えられます。

それぞれの立場の人がどのような背景や思惑で「やめとけ」と言っているのか、詳しく説明します。

プログラミングスクールに通わずにエンジニアになった人たち

大学の理工系学部や技術系の高校・専門学校を卒業し、そのままエンジニアとして就職した人たちや、独学でプログラミングを身につけてIT業務に従事している人たちです。

自らの経験に基づき、プログラミングスクールに頼る必要はないという考えが根底にあります。

しかし、本人たちはプログラミングスクールに通ったことがないため、実情を正しく理解しているとは限りません。

的外れな指摘をしている場合もあるので注意が必要です。

プログラミングスクールに疑念を抱いている人たち

真面目に通っていたのにエンジニアになれなかった人たち、あるいは悪徳経営者が存在すると信じている人たちです。

彼らはプログラミングスクールの経営方針やカリキュラム、授業内容に対して批判的な意見を持っています。

就職につながりにくいスクールや、経営手法に疑念を持たれるようなスクールは確かに存在しますので、事前に情報を集めて見極めることが大切です。

ポジショントークをする人たち

ポジショントークとは、自分の立場を強化しようとする言動のことです。

SNSのインフルエンサーや登録者数が多いYouTuberは、話題づくりや影響力アップのために少し偏った主張をおこなうことがあります。

「プログラミングスクールなんてやめとけ!」といった言い回しは、その一例といえるでしょう。また、彼らにはスポンサーがつくため、発言の背景には何らかのプロモーションがあることも考えられます。

特定のスクールを否定する一方で別のスクールを推奨するような場合は、一種のセールストークである可能性が高いです。

プログラミングスクールはやめとけ!と言われる人の特徴

個人の適性として、プログラミング学習への向き不向きがあります。

プログラミング学習に向いていない人は、周りの人から「プログラミングスクールはやめとけ」とアドバイスされてしまうものです。

ここでは、プログラミングスクールはやめとけ!と言われる人の特徴を6つ説明します。

パソコンスキルが低い

プログラミングにはパソコンを使用します。

当然のことですが、パソコンスキルが低いとプログラミング学習のハードルは高くなります。

パソコンが苦手だという人にはプログラミングスクールはすすめられません。

しかし、一般的な業務でもパソコンを使用しますから、プログラミングスクールに通わなくても身につけておくべきスキルだといえます。

まず、パソコンの基礎知識として、ハードウェアやソフトウェア、OS、アプリケーションといった基本的な用語の意味を理解しておくことが必要です。

基本的な用語がわかっていなければ、以後に出てくるプログラミングの専門用語はもっとわからなくなってしまいます。インターネットや書籍などを利用して学んでおきましょう。

さらに、プログラミングをする上では、ある程度のタイピングスピードが求められます。

キーボードを見ずに高速で入力する「タッチタイピング」までは必要ありませんが、タイピングが遅すぎると学習効率が非常に悪いです。

タイピングが全然できないという人は、タイピング練習サイトなどでトレーニングすることをおすすめします。

自力解決する意欲がない

トラブルを自己解決しようとする意志がない人は、プログラミングスクールに向かない可能性があります。

システム開発やアプリケーション開発では多くのエラーに直面するため、誰かに頼ってばかりいては自ら問題解決する力が養われないからです。

多くのプログラミングスクールには受講生の質問サポート制度があり、迅速な回答が得られます。

プログラミング学習を始めたばかりで知識がほとんどない時期は、講師やメンターに助けてもらうのも仕方がないことでしょう。

しかし、このような環境に依存してばかりいると、自分で考えて解決する能力、いわゆる「自走力」が身につきません。自走力はエンジニアに求められる重要な能力です。

プログラミングの現場では、自力で課題を克服しなければならないケースがよく発生します。

学習がある程度進んできたら、すぐに教えてもらえる環境に頼りすぎず、自分で情報を集めて問題を解決しようとする意欲を持つことが大切です。

根気よく取り組めない

プログラミング学習は、単純にスクールの課題をこなすだけでは十分なスキルは身につきません。

プログラミングスキルを高めていくには、本人が目標設定をして根気よく取り組むことが求められます。何事も自力解決する意欲を持って、前向きに学習を継続していくことが必要です。

プログラミングスクールは受講生に学びの場を提供し、さまざまな指導・サポートもおこないますが、結局は受講生の努力しだいで成果が大きく左右されます。

目標に向けて努力できない人は、優良なプログラミングスクールに通ったとしても、良い結果につながらない可能性が高いです。

また、プログラミングに楽しさを感じられないために、根気よく取り組めないというケースもあります。

これは、ただ稼げそうだからという理由で、プログラミングに興味がないのにスクールへ通い始めた人に多い特徴です。

逆に、プログラムでさまざまな処理を実現できて楽しいと思えるなら、多少の困難があっても根気よく取り組めるようになるはずです。

したがって、プログラミングの楽しさを見つけることが、この問題の解決策となりえます。

目的意識を持っていない

厳しいプログラミング学習において、目的やゴールを明確に持つことは非常に重要です。

何のためにプログラミングを学びたいのか、具体的にイメージできていなければ努力を続けるのは難しくなります。

また、目的やゴールが明確でないと、途中で「なぜこの努力をしているのか」を見失い、ちょっとしたストレスで挫折してしまうことも考えられます。

例えば、卒業後にどのような職種に就きたいか、どのような仕事に取り組みたいかといったイメージです。

具体的なイメージを伴った目的意識がなければ、プログラミング学習のモチベーションを保つことは難しいでしょう。

就職・転職サポートをおこなうプログラミングスクールはありますが、卒業後の進路が自動的に決まるわけではありません。

スクールのサポートに任せっきりにするつもりで、目的意識を持たないままスクールを受講するのは危険です。

目的があいまいで主体性のない学習態度では、期待する結果を得られない可能性があります。

プログラミングスクールを受講する前に、学ぶ目的や自分の将来のビジョンを明確にするのが難しいと感じる人は、SNSなどで現役エンジニアの発信を参考にしたり、ITキャリアの情報を調べたりするのがおすすめです。

論理的思考に向いていない

プログラミング学習やコーディング作業においては、論理的思考が非常に重要です。

論理的思考とは、物事の原因と結果の関係を理解し、筋道を立てて考えることを意味します。プログラミングの処理手順を組み立てたり、エラーや不具合を修正したりする際に欠かせない能力です。

プログラムを読み取るのはコンピュータですから、あいまいな命令ではうまく動作しません。

複雑な業務をうまく進められるよう段取りする、トラブルの原因から逆算して解決方法を考える、といった論理的思考が苦手な人には、そもそもプログラミング学習が向いていない可能性があります。

しかし、論理的思考が苦手だからといって、プログラミングスクールに通うことをあきらめるのは早計です。

適切なトレーニングを積めば、論理的な思考力を高められます。

普段の生活の中で、主観や先入観、あるいは直感に頼って物事を判断するのをやめ、因果関係を考えるようにしましょう。

誰かと会話する時に、相手が理解しやすいように順序立てて話すのも良い訓練になります。

先に結論から伝えて理由や具体例を後付けする話し方も、論理的思考力を鍛えるのに有効です。

金銭的な余裕がない

プログラミングスクールの受講料は決して安くはありません。

まとまった貯金のない大学生や若い社会人にとっては、費用を捻出するのが難しいはずです。

リボ払いや分割払いも選べますが、毎月の支払いがストレスになる場合もあります。

例えば、受講料80万円を24回払いにした場合、利息なしで計算すると月々の返済額は約3万3000円[y]です。

支払いできる余裕がありそうか、十分に検討する必要があります。

経済的ストレスがプログラミング学習の支障にもなりうるため、受講料の支払いに不安があるなら無理にプログラミングスクールに通わないほうがよいでしょう。

プログラミングスクールの受講料以外にも、通学に必要な交通費などのコストも考慮しなければなりません。

オンライン学習を快適に受けるために、パソコンを新調したりインターネット環境を整えたりする必要も出てきます。

ローンや借金を安易に利用せず、バイトや副業で資金を貯めるか、教育訓練給付制度のような公的サポートを活用するなどして、経済的リスクが少ない方法を選ぶことをおすすめします。

プログラミングスクールに向いているのはどんな人?

プログラミング学習に適性がある人や、独学で挫折してしまった人には、プログラミングスクールを選択するメリットがありそうです。

ここでは、プログラミングスクールに向いているのはどんな人なのか、その特徴を解説します。

パソコン作業が苦にならない人

プログラミング学習では、多くの時間をパソコンの前で過ごすことになります。

プログラミングスクールの講義には教室形式もありますが、どちらかというとオンライン授業が主流で、長時間にわたってパソコン画面を見続けなければなりません。

卒業してエンジニアやプログラマーの職に就くことになれば、業務時間のほとんどがパソコン作業です。

パソコンを使った日々のデスクワークで心身を病んでしまう人もいるため、プログラミングに携わりたいならパソコン作業が苦にならないことは強みになります。

主体的に行動できる人

優良なプログラミングスクールは、受講生の目的を達成するために手厚いサポートをおこなってくれます。

しかし、そのサポートを最大限に活用するには、受講生自身の主体性が必要です。

限られた受講期間の中で効率よく学べるように、疑問点は積極的に質問したり興味のある分野は自学自習したりするといった、主体的な姿勢が大切です。

仲間やメンターが欲しい人

独学でのプログラミングの学習は、挫折するリスクが高いと言われています。

これは誰からのサポートも受けられない状態で、孤独に学び続けることが苦行であるからです。

しかし、プログラミングスクールを受講すれば同じ志を持つ仲間ができ、メンターからのサポートも受けられます。

独学だと継続できないという人には、仲間やメンターが大きな助けとなるでしょう。

やめとけ!と言われない優良プログラミングスクールの見分け方

プログラミングスクールはやめとけ!と批判する人も、「ここならOK」と納得するような優良スクールにはどんな特徴があるでしょうか。

ここでは、優良なプログラミングスクールを見分ける方法を6つ紹介します。

「未経験でもすぐに稼げる」のような誇大広告をしていない

プログラミングスクールの広告の中には、「未経験でも月80万円稼げます!」「あなたも1ヶ月[ab]でプログラマーになれる!」といった誇張されたフレーズを目にすることがあります。

IT業界を知っていれば明らかに過剰だとわかる宣伝に、夢をかき立てられて受講を決めてしまう人も少なくありません。

優良プログラミングスクールのほとんどは、カリキュラムや講師、就職サポートについてアピールすることはあっても、卒業後の収入などに関して強気の言い回しは避ける傾向があります。

年収や就職先など、本人の努力によるところが大きい部分については、宣伝文句をそのまま信じないようにしましょう。

経営規模や営業実態を知ることができる

プログラミング教育市場は拡大の一途をたどっています。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化するなど、政府がIT人材の育成を推進していることが背景にあります。

しかし、特別な資格や許可などがなくても開業できるため、カリキュラムや学習内容、講師陣など、プログラミングスクールごとの差が激しいです。

低品質なサービスで高額な受講料をとるような悪徳スクールも少なからず存在します。

悪質なプログラミングスクールを避けるための手段として、運営会社の情報を確認することが挙げられます。

公式サイトなどで所在地や代表者、資本金、従業員数、実店舗数などの経営規模や営業実態が明記されているかを確認しましょう。

優良スクールであれば、経営規模や営業実態を簡単に知ることができます。

逆に悪徳スクールは、会社情報が不明確なケースが多いです。

公式サイト等に具体的な講義内容が記載されている

プログラミングスクール選びにおいて、学習内容が事前に確認できるかどうかは非常に大切です。

たとえばアプリケーション開発を目指しているのに、Web系の言語しかカリキュラムにないスクールを選ぶと目的に沿った学習ができません。

公式サイトやパンフレットを見ても、具体的な学習内容が記載されていない場合は特に注意が必要です。

カリキュラムや料金もわかりにくいようなら、受講者にとって不利な条件が隠されていることも考えられます。メールや電話での問い合わせ、無料カウンセリングなどを利用して、確認することをおすすめします。

適切な料金設定になっている

高額だから質が良いとは限らないのが、プログラミングスクール選びの難しいところです。

20万〜80万円が相場ですが、サービス内容に見合わない高額なスクールは警戒したほうがよいでしょう。

また、正規の受講料が安く設定されていても、追加料金が発生する場合もあります。講師への質問や動画の閲覧制限に関連する追加費用などがないか、事前に確認してください。

一方で、無料で学べるスクールも存在します。無料ならノーリスクのように思えますが、デメリットがないわけではありません。

無料スクールは卒業生を特定の企業に紹介し、協力金を得ることで受講料を0円にしています。

したがって、卒業後の就職・転職が制限される可能性が高いのです。地方でのエンジニア職を希望しても首都圏の企業を紹介されたり、ブラック企業が募集しているSESを斡旋されたりするといった不利益を受けます。

なるべく多くのスクールで無料体験を利用して、サービス内容と受講料を比較検討できる材料を集めましょう。

優良スクールは高すぎず安すぎず、適切な料金設定にしていることがわかるはずです。

受講者に不利な規約や規則がない

期待どおりの学びが得られなかった場合のために、返金保証制度があるプログラミングスクールも存在します。

リスクを抑えられる返金保証は魅力的なため、スクール選びの決め手にする受講者も多いです。

しかし、保証の条件が厳格で、実際に返金される可能性が低い場合があります。たとえば、受講開始からわずか14日間すぎただけで、返金保証が無効になるようなケースです。

また、無料のプログラミングスクールには、高額な違約金が設定されていることもあります。受講生が途中で退学したり、スクールの提携先以外の企業に就職したりすると、違約金が課せられることがあるのです。

優良プログラミングスクールには、こういった受講者が不利になるような規約・規則はありません。

キャリアサポートが手厚い

プログラミングスクールの多くが就職・転職サポートをうたっています。メンターとの相談、キャリアアドバイザーによる応募書類の添削、エンジニア募集企業への紹介など、優良スクールほどサポート内容が手厚いです。

実績のあるプログラミングスクールには、卒業生を紹介してほしいと企業側からリクエストされることもあります。

「エンジニアとしてのキャリアを築きたい」「転職に失敗したくない」と考えている方は、キャリアサポートが充実したプログラミングスクールを選ぶことで、より安心してプログラミング学習に集中できるでしょう。

受講者に寄り添ってくれるプログラミングスクールを選ぼう[ah]

プログラミングスクールはやめとけ!と言われる理由として、以下の7つを解説しました。

  • 無料で独学できる時代になった
  • 学べる内容の割に費用が高すぎる
  • 教材やカリキュラムの質が悪い
  • 講師のレベルが低い
  • スクールでは実践力が身につかない
  • 就職・転職につながらない
  • プログラミングスキルが不要になる可能性がある

しかし、「やめとけ」と言っている人の意見には、的外れな指摘やポジショントークも含まれているため、すべてを鵜呑みにする必要はありません。

むしろ、プログラミングスクールに向いている特徴を持った人なら、きっと良い成果が得られるでしょう。

最後に優良プログラミングスクールの見分け方を紹介しましたが、共通しているのは「受講者に寄り添ってくれる」ということです。

受講者に寄り添ってくれていると感じられるプログラミングスクールなら、検討してみる価値があります。

寄り添ってくれるプログラミングスクール

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ぜひ参考にしてみてくださいね。

北海道 / 東北

北海道 / 青森 / 秋田 / 岩手 / 山形 / 福島

関東

群馬 / 栃木 / 埼玉 / 茨城 / 東京 / 千葉 / 神奈川

中部

福井 / 石川 / 岐阜 / 愛知 / 富山 / 長野 / 山梨 / 静岡 / 新潟

近畿

兵庫 / 京都 / 大阪 / 滋賀 / 奈良 / 三重 / 和歌山

中国

山口 / 島根 / 鳥取 / 広島 / 岡山

四国

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九州 / 沖縄

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