C データ型
データ型
「変数」の章で説明したように、C の変数は指定されたデータ型である必要があり、それを表示するには printf()
関数内で形式指定子を使用する必要があります。
例
// 変数を作成
int myNum = 5; // 整数
float myFloatNum = 5.99; // 浮動小数点数
char myLetter = 'D'; // 文字列
// 変数を出力
printf("%d\n", myNum);
printf("%f\n", myFloatNum);
printf("%c\n", myLetter);
基本的なデータ型
データ型は、変数が格納する情報のサイズと型を指定します。
このチュートリアルでは、最も基本的なものに焦点を当てます。
データ・タイプ | サイズ | 説明 |
---|---|---|
int |
2または4バイト | 小数点なしの整数を格納します |
float |
4バイト | 1 つ以上の小数を含む小数を格納します。十分な 6 ~ 7 桁の 10 進数の格納 |
double |
8バイト | 1 つ以上の小数を含む小数を格納します。十分な 10 進数 15 桁の格納 |
char |
1バイト | 単一の文字/文字/数字、または ASCII 値を格納します |
基本フォーマット指定子
データ型ごとに異なる書式指定子があります。それらのいくつかを次に示します。
フォーマット指定子 | データ・タイプ | 試してみる |
---|---|---|
%d また%i |
int |
試してみる |
%f |
float |
試してみる |
%lf |
double |
試してみる |
%c |
char |
試してみる |
%s |
文字列に使用されます、これについては後の章で詳しく説明します | 試してみる |
小数精度の設定
おそらくすでにお気づきかと思いますが、浮動小数点数を出力すると、出力には小数点以下の多くの桁が表示されます。
例
float myFloatNum = 3.5;
double myDoubleNum = 19.99;
printf("%f\n", myFloatNum); // 出力結果 3.500000
printf("%lf", myDoubleNum); // 出力結果 19.990000
余分なゼロを削除する (10 進数の精度を設定する) 場合は、ドット (.
) の後に、小数点の後に表示する桁数を指定する数値が続きます。
例
float myFloatNum = 3.5;
printf("%f\n", myFloatNum); // デフォルトでは小数点以下 6 桁が表示されます。
printf("%.1f\n", myFloatNum); // 1桁のみ表示
printf("%.2f\n", myFloatNum); // 2桁のみ表示
printf("%.4f", myFloatNum); // 4桁のみ表示
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