TECH I.S.

ECMAScript 2016

JavaScriptのバージョン番号

古いJSバージョンは、ES5(2009)およびES6(2015)という番号で名前が付けられています。

2016 年以降、バージョンはECMAScript 2016、2017、2018、2019のように年によって名前が付けられます。

ECMAScript 2016の新機能

この章では、ECMAScript 2016の新機能を紹介します。

  • JavaScriptのべき乗 (**)
  • JavaScriptのべき乗代入 (**=)
  • JavaScriptのArray include()

べき乗演算子

べき乗演算子 (**) は、最初のオペランドを2番目のオペランドで累乗します。

let x = 5; let z = x ** 2;

x ** yと同じ結果が生成されますMath.pow(x, y):

let x = 5; let z = Math.pow(x,2);


べき乗の代入

べき乗代入演算子(**=)は、変数の値を右オペランドで累乗します。

let x = 5; x **= 2;

累乗演算子は、2017年3月以降、すべての最新ブラウザでサポートされています。


Chrome 52 Edge 14 Firefox 52 Safari 10.1 Opera 39
2016年7月 2016年8月 2017年3月 2017年3月 2016年8月


JavaScript Array include()

ECMAScript 2016では配列に、Array.includesが導入されました。

これにより、要素が配列に存在するかどうかを確認できます。

const fruits = ["Banana", "Orange", "Apple", "Mango"]; fruits.includes("Mango");

Array.includesは、2016年8月以降、最新のすべてのブラウザでサポートされています。


Chrome 47 Edge 14 Firefox 43 Safari 9 Opera 34
2015年12月 2016年8月 2015年12月 2015年10月 2015年12月




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