C++数学

C++には、数値に対して数学的なタスクを実行できる多くの関数があります。

最大および最小

max(x,y) 関数を使用すると、*x*と*y*の最大値を見つけることができます。

cout << max(5, 10);

min(x,y)関数を使用すると*x*と*y*の最小値を見つけることができます。

cout << min(5, 10);

sqrt(平方根)、round(数値の四捨五入)、log(自然対数) などの他の関数は、<cmath> ヘッダーファイルにあります。

// Include the cmath library #include <cmath> cout << sqrt(64); cout << round(2.6); cout << log(2);

その他の一般的な数学関数のリスト (<cmath>ライブラリ) は、次の表にあります。

中間オーバーフローまたはアンダーフローなしで sqrt(x2 +y2) を返します。

関数	説明
abs(x)	xの絶対値を返します。
acos(x)	xの逆余弦を返します。
asin(x)	xの逆正弦を返します。
atan(x)	xの逆正接を返します。
cbrt(x)	xの立方根を返します。
ceil(x)	最も近い整数に切り上げられたxの値を返します。
cos(x)	xのコサインを返します。
cosh(x)	xの双曲線余弦を返します。
exp(x)	e^xの値を返します。
expm1(x)	e^x-1 を返します。
fabs(x)	浮動小数点xの絶対値を返します
fdim(x, y)	xとyの正の差を返します。
floor(x)	最も近い整数に切り捨てられたxの値を返します。
hypot(x, y)	中間オーバーフローまたはアンダーフローなしでsqrt(x²+y²)を返します。
fma(x, y, z)	精度を落とさずにx*y+zを返します。
fmax(x, y)	浮動小数点数のxとyの最大値を返します。
fmin(x, y)	浮動小数点xとyの最小値を返します。
fmod(x, y)	x/yの浮動小数点剰余を返します。
pow(x, y)	xのy 乗の値を返します。
sin(x)	xのsinを返します (xの単位はラジアンです)。
sinh(x)	double型の値の双曲線正弦を返します。
tan(x)	角度の正接を返します。
tanh(x)	double 値の双曲線正接を返します。